脱水症状に注意!高齢者は水分補給もしっかりと!

脱水症状に注意!高齢者は水分補給もしっかりと!

脱水症状に注意!高齢者は水分補給もしっかりと!

 

高齢になるとさまざまな理由から水分量が減ってしまう人も多いです。水分が少ないと脱水症状になってしまい危険ですので、一定量摂取しなくてはいけません。

 

ですが、水分が飲み込みにくいという人も多いです。そこで今回は飲みやすい水分についてご説明します。

なぜ、水分不足になるの?

高齢になると、水分を蓄える筋肉が減ってしまい、体の中に水分を溜め込みにくくなります。また、腎臓の機能も低下しているので、老廃物を排出するため、尿の量が多くなります。出ていく水分量が減ってしまうのにもかかわらず、水分の摂取量は減ってしまう傾向にあります。

 

体の感覚が鈍くなり、「のどが渇いた」と感じにくくなり、水分を摂らないというケースもあります。他には、飲みたいけれどトイレに行くのが大変なので我慢してしまったり、飲みたいけれど、嚥下がうまくいかずにむせてしまうので飲むのを嫌がったり、ということもあります。

 

水分不足になりやすい条件がたくさんあるんですよね。

水分不足にはこんな危険が!

成人の場合、体の60%が水分ですが、高齢になると50%に減ってしまいます。もともと水分量が少ないため、さらに減ってしまうと水分不足、そして脱水症状にもつながってしまうんです。

 

ちょっと汗をかいただけでも脱水症状になってしまうこともあります。喉が渇いたという感覚も薄くなっていますが、暑いという感覚も薄くなってしまっているんです。ですから、熱中症になってしまう人も多いんですよね。

 

体の水分が20%減少すると死に至るともいわれていますので、水分補給は大切なんです。意識的に水分を与えるようにしましょう。

水分補給に最適なのは?

水分補給に最適な飲み物とは

 

水分補給に最適なのはスポーツドリンクや経口補水液など、体を循環しやすい水です。ただし、人によって好みもありますよね。味が嫌いなものですと飲まないということもあります。飲まなくては意味がありませんので、好みのものを探すのが一番です。

 

今まで水分を摂らなかったのに、好きなものにかえたら積極的に飲むようになったというケースも少なくありません。

 

また、必要だからと飲まされると嫌がる人もいますので、一緒にお茶の時間にしたり、ゼリーや果物など水分の多いおやつで補給するのもおすすめです。

水分が飲みづらい時の対処法

水だとむせてしまうという場合は、市販のとろみ剤でとろみをつけると飲みやすくなります。

 

市販のとろみ剤はこんなものがあります。

 


 

飲み物に入れてかき混ぜるだけで簡単にとろみをつけられます。味の変化がなく、とろみが持続するのが人気のポイントです。

 

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大袋のものもありますが、持ち運びに便利な個包装タイプも人気です。温度が変わってもとろみの状態が変わらないのが特徴です。

 

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粉末タイプで溶けやすいのが特徴です。冷たいものやジュースにも利用できるので水分補給には使い勝手がよさそうです。

 

とろみ剤はお茶などだけでなく、味噌汁や、水分の多い食事にも利用できるのであると便利ですよ。メーカーによって特徴が違い、とろみの付き方も変わってきますので、一度買ってもあまり食が進まなかった場合は他のものを試してみてもいいと思いますよ!

 

また、もっと硬めの方が飲み込みやすい場合は、ゼラチンを使ってお茶やスポーツドリンクのゼリーを作るという手もあります。固さは飲み込みやすさに合わせて調整してくださいね。

とろみ剤がない時はどうする?

外食時などにとろみ剤を忘れてしまった場合は、スムージーやポタージュスープなど、もともととろみのついた飲み物を飲むといいでしょう。

 

ゼリータイプの飲み物などもありますが、そのまま飲むと喉を詰まらせてしまう可能性があるので、飲みやすくなるまで家族が砕いてあげるといいですね。

まとめ

高齢者は水分の保持量が減っているのに摂取する量が減ってしまいがちなので、脱水症状を起こしやすくなっています。脱水症状は命の危険もありますので、しっかり水分補給をしましょう。

 

水分補給は摂りやすいものを、楽しい雰囲気で摂るようにするのがポイントです。いろいろと試してみてください。

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