介護食になると食欲が落ちる?盛り付けやおいしく食べてもらう工夫をご紹介!

介護食になると食欲が落ちる?盛り付けやおいしく食べてもらう工夫をご紹介!

介護食になると食欲が落ちる?盛り付けやおいしく食べてもらう工夫をご紹介!

 

普通食が食べにくくなると、介護食に移行することになります。ですが、介護食は普通食と見た目も変わってきてしまうので食欲が落ちてしまう人も多いんです。

 

介護食でも食欲を落とさず、おいしく食べてもらうにはどんな工夫ができるでしょうか?

介護食で食欲をなくす人も

高齢者が食欲不振になってしまうというのは珍しいことではありません。生活の変化や体調の変化などによって、気持ちがふさぎ込んで食欲が出ないというケースも多いようです。また入れ歯が合わない、上手く噛めない、上手く飲み込めないということでも食事を楽しめなくなり、食欲不振になってしまいます。

 

それを解消するために介護食がありますが、食べやすさだけを重視していると見た目が悪く、食欲をそそらないということもあるんです。逆に、見た目がおいしそうであれば、他の原因で食欲不振になっている場合でも食欲が出てくることもあるんですよ!

 

食事はエネルギー、そして栄養の源ですからしっかり摂取してほしいですよね。そのためには食事や盛り付けに工夫をしましょう。

食材の形をなるべく残そう!

自宅で介護食を作る場合、できた食事をみじん切りにしたり、ゼリー状にしたりすることが多いですよね。そうすると普通食とはだいぶ見た目が変わってきてしまいます。噛む力や飲み込む力の程度にもよりますが、食材の形そのままで食べられる場合はなるべく残してあげましょう。

 

例えば、豆腐料理の場合、豆腐自体は柔らかくて食べられるのでしたら、豆腐はそのままで他の食材だけ刻んだり、ミキサーにかけてみたりしてはいかがでしょうか。また、みじん切りにしたものもそのまま出すのではなく、例えば、魚なら魚の形に成型するだけでも変わってきますよ。

 

自宅では難しいですが、宅配食や市販の介護食では特殊な技術を使って、見た目は普通食なのに、箸でスーッと切れるものや、スプーンで簡単につぶせるものもあります。自宅で作る介護食で食欲が出ない場合は、市販のものを取り入れてみるのも1つの手ですよ。

 

市販のものを利用するのは手を抜いているようで悪い、と感じる人も多いようですが、実際に利用してみると高齢者が喜んで食べるということも多いです。

介護食の宅配についてはこちらの記事で比較しています:
介護食の宅配弁当を徹底比較!TOPページへ

彩りやお皿で盛り付けに工夫を!

彩りや盛り付けでも美味しさは変わる

 

食材の形をそのまま残すのが難しい場合は、彩りのよい盛り付けで食欲をアップさせましょう。出来上がったものをみじん切りにするとなんでも茶色っぽくなってしまいがちですが、食材ごとにみじん切りにすると食材の色が出ます。

 

すべて食材ごとにみじん切りにして調理するのは大変ですが、緑や赤があると華やかになりますよね。ほうれん草やトマトのペーストなどを常備しておいて、出来上がった食事の上にのせるだけでも変わってくるのではないでしょうか。

 

また、食器を替えるだけでも彩りになります。白いお皿ばかりではなく、赤や黒などのお皿をつかってみるのもよいでしょう。みんなと同じお皿に盛ってあるだけでうれしくなる人もいますよ。

 

宅配食を使う場合でも、そのままの入れ物ではなく、お皿に移し替えることでより食欲がアップすることもあります。

まとめ

精神的な理由や体調などによって、高齢者の食欲が落ちてしまうことはよくあります。思わす食べたくなるような料理を出せば食欲がアップすることもありますよ!介護食は柔らかさを重視しがちですが、見た目も重要です。

 

形を整える、彩りを考える、お皿を変えてみるなどするだけでも違ってきますので、ぜひ試してみてください。

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